清里へ

友達が、絵本作家(絵本の絵を描く先生)さんのファンでして、その美術館が清里にありまして、本日は先生がいらっしゃるってことで、いくことになっていたんですよ。旅は素晴らしいね。

朝、7時にこちらを出て、女の運転で6時間。やっと着きました〜♪栃木を出発して、群馬→長野→山梨のコースで移動しました。もしかしたら、もっと早いコースもあるんだろうけど、女だし安全性の高い道のりを選びました。

私は感動しやすい子です。道のりでさえも、いろいろなことに感動しては喜ぶのです。友達がビデオを持っていたので、勝手にビデオ撮影をしまして、しかもエセアナウンサーに成りすまし、ガイドをしていく。運転しながら友達は笑いが止まらない。お菓子はひっきりなしに食べるし、歌は突然歌うしで、私1人大騒ぎ。県境になると大きな声で叫ぶしね。(笑)

現地入りした途端、道に迷ったんですよ。友達は道に迷った現実にイライラしつつ「本当にゴメン!」って何度も言うから、私は言ったんですよ。「旅の楽しみって道に迷って何ぼでしょ?迷わずに行けるなら、1人で来れるわけじゃん?せっかく2人で来たんだし、迷っても不安は少ないわけで、私は道に迷うのも嫌いじゃないよ?何もそんなイライラしなくても!」って言うと、「助かるわぁ〜。私の知り合いで、迷ったりすると怒る子いるからさぁ。その子とずっと遊んでたから、つい怒るかな?って発想になってこっちもイライラしちゃんだぁ」って言ってた。

そこで、別に意味が違うが、関連話を1つ。私は道に迷ったりするのって誰かがいるとめちゃ楽しいって思ってワクワクしちゃったりする人。しかし、これがさぁ。道は道でも、人生の道になると楽しいってワクワク出来なくなっちゃって、イライラしちゃうんだよねぇ。基本的に道に迷った現実を楽しめてしまえるんだから、人生に迷っても楽しんでしまえる根性がないと理屈が通らないってなるんだよねぇ。ってフト思った。もっと、人生に迷っても楽しめる人間になるよう努力と気合と根性が必要だね。

やっとこ、先生に逢うことが出来ました。清里はとってもキレイな場所でした。先生に逢えた友達は涙目になってしまいました。そりゃ〜そうだよね。もう何年も先生の絵が好きで、持ってる絵もあれば、画集は全部手にしてるんだもん。先生に来年も来ますと伝えた。車に戻った友達は、我慢してた涙をボロボロこぼしてました。それから「来年、本気?」って聞きました。「私が好きで来るだけなのに?」ってさ。「うん。本気。楽しいもん。何で?私は先生知らないし、ファンとかってわけじゃない。でも、○○(友達)ちゃんは好きだし、一緒だと楽しいよ?」って言うと「来年も一緒にお願いします」ってなりました♪

それから、清里駅周辺でショッピングをしました。楽しかった。いろんな店員さんに「どこからですか?」って私達の住まいを聞かれて、「那須高原」って答えると不思議な顔されてしまいましたね。高原に住む人間が、なぜに高原に遊びに来るの?って思うんだろうなぁ。同じ高原でも、空気も色も、香りも全部違うから、それはそれで楽しいのになぁ。そこで、とある煎餅屋さんで煎餅を1枚買ったわけですよ。店の横で作りたての煎餅をかじる。私が口から出た言葉は「ん〜〜〜〜〜〜うめぇ!!!!!」でした。すごく大きな声で言ってしまって店員さんも驚いた顔して私を見た。(笑)本当に美味しかったの。初めて食べた味だった。アレは生涯忘れることがない味だろうってほど・・・来年も食べるんだぁ。

帰宅途中は雨ばかりでして・・・5時には清里を出たのに、家についたのは12時だった。それだけ、運転が困難だった。道が見えないほどの雨で怖かった。帰りに、事故現場を2箇所も見てしまって・・・しかも、事故ってすぐの状態だったものだから、友達と「家に着くまでが遠足だ」を合言葉に帰りました。これまた私は帰りもバカな発言ばかりだし、お菓子食べまくりだし、「見てて気持ち悪い」って友達が言うほどずっと食べてました。(笑)

今回、旅に出ると言っておいた友達にだけお土産を買ったので、それを夜中届けに行き、そのままコタツで寝てしまった。